宝塚記念

先週までは過去最速級の馬場レベルだったので、宝塚記念はどうなることやらと思っていたら土曜日は道悪競馬。
乾いてどうなることやらと思って見ていると、高速馬場はどこかに行ってしまったようで、時計はペース次第ですが、通常なら上がり35秒台で勝ち負けに持ち込める程の馬場状態。それでいて内目がよく感じ、特にペースが流れそうなメンバー構成でもないので、前目の馬で考えた。

◎ダンビュライト

1600万ならキレでも勝ち負けできるものの、本質はこういう馬場のはず。ストロングタイタンという考えや、キセキも考えたものの、必ず好位置にいると言い切れないので本命まで印を上げられなかった。



【追記:7/24 16:30頃】
34.4-60.9-36.3=2.11.6(59.4-12.0-60.2)

色々考えたのだけど、2分12秒を切る決着が想定外すぎて上位2頭以外が霞む。
この日は馬場が回復推移だけに、一気に馬場回復して想定決着タイムにギャップができているのなら仕方ないが、まだ全馬出走していないので微修正できず。

ペース自体は流れたので後方でも勝ち負けに持ち込めるチャンスはあったものの、その前提条件に内を通るというオプションは必要だったと思います。


ミッキーロケット
内を通ったにしても想定以上のパフォーマンス。レースパターンはある種春天の様なものだったのですが、そのパフォーマンスと今回がイコールとは思えない。距離適性差による上げ幅とも思えない。レース運び自体は完璧だったので、その2点でここまで上げたと結論付けることもできるのですが、後2点考慮したい要素がある。
①ラブリーデイと同じ父キングカメハメハ
②最終追い切りが自己ベスト
①ラブリーデイも5歳から謎の成長があり、年明けからその前兆があったものの、ミッキーロケットに関しては前兆がなく今回が突然変異。②は文字通り。
ラブリーデイもミッキーロケットもキレ勝負は苦手なタイプなので、謎の成長をしているのなら京都大賞典でキレ勝利というのを見たいところ。それがあれば秋G1で主役の扱いをしたい。

ワーザー
外通ってこの内容ですからJCに出走してくれませんかね。キレがあるかは謎ですが。でも人気しそうだな。

ノーブルマーズ
同馬で勝ち負けラインの想定だけに相手が悪かった。
それにしても目黒記念がベストタイミングだと思っていただけに、この上がりが掛かるタイミングで結果を残すのは父ジャングルポケットの為せる技か。。。と自分に言い聞かせても全く納得できず。内を通った補正をしても正直わかりません。

ヴィブロス
外を通っただけに価値あるパフォーマンスですが、牝馬だとこの様な激しいレースよりも上がり優先になりそうだけに、秋は人気を吸ってワンパンチ足りない競馬になりそう。

ダンビュライト
G2クラスの能力はあるものの、G1では足りないという結果。父父キングカメハメハだけにどこかで突然変異の可能性もあるかな?
細かいところだと、スタート直後にストロングタイタンが外へ張り出してきた弊害と同タイミングに逃げたサイモンラムセスが外から被せてきたので全く進路無し。それでも内にいるストロングタイタンが外へ張り出してきて業を煮やしたユタカが1角手前にこっち来んなって押し込んでいたのが印象的。その運の悪さが仕掛けどころまで響いていた。

サトノダイヤモンド
外捲りは決まらないレースパターン。この内容なら復活しそうですが、そもそも人気もまだ落ちなさそう。

キセキ
枠悲惨。何とか内を狙おうとミルコが腹をくくった分ポジションは悪くなるし内も開かず。
父ルーラーシップの本質は父父キングカメハメハだけに分かりづらい。ダート適性がある様にキレ特化型ではないものの、同馬の様にキレで勝負できるタイプもいる。実はその奥底にタフなレース適性がダート適性からもあるのではないか?と妄想させる小悪魔血統。同馬はキレタイプの道悪対応型なだけかもね。

ストロングタイタン
スタートしてから外へ外へ走ろうとしていて、内を走りたいユタカ@ダンビュライトは強引に内へ押し込もうとしていた。そもそも外へ行こうとするのが謎。川田も馬場を読んでいたなら強引に内目を通らせたいはずなんですが、馬の要求通りに外へ出そうとしていた。騎手は違うものの前走の最内を突っ込んできた内容は何だったのか?と思わせる内容。
鳴尾記念の内容を評価しているのでキレ勝負以外では当分買い続けます。


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